2018/6/24
6時起床。
雨がすごい。
そのうち止むだろうと思っていたが8時を過ぎても降り続いてる。
ヤバイなぁ。
昨日のうちにクタまで戻っておくべきだったかな?
パンを食べながら天候の回復を待つ。
9時を過ぎた頃やっと雨が上がった。
早速着替えて海に行こう。
今日は最終日だ。
荒れ狂うバリアン
雨の影響か風波のようなブレイク。
今日は贅沢を言ってる場合じゃないので入る。
カレントが凄い。
パドルの1/3は喰われているような流れ。
ピークを目指すも一向に着かない。
少し休もうものならドッと戻される。
10分ぐらいでやっとピークに到着。
ビーチで見たより数段デカイ。
というか今回のバリトリップで最大級のサイズ。
日本ならこのサイズは年に数回しか当たらないビッグスウェル。
最終日になんちゅう波をもってくるんや。
サーファーは5人しかいない。
よし、今日はデカイのに乗ろう。
今日は比較的腕もまわる。
1本だけでいいからピークからセットを狙おう。
バリ最終日にふさわしい波に乗ろう。
更にパドルし奥のポジションに移動。
移動後もポジションをキープするためずっとパドル。
乗れないわ食らうわ
しかし難しい。
全然乗れない。
グワっと盛り上がって一気にブレイク。
ちょっとでもピークを外すと全然乗れない。かといってピークはホレる。
ショルダーからは乗れないのでヤバイ位置をキープする。
それでも乗れない。
何発も波においていかれ、何発も食らう。
一発波を食らうとインサイドまで追加コンボを食らう。
せっかくパドったのにまたやり直し。
そんなこんなで乗れないまま40分以上ずっとパドルしっぱなし。
流石に疲れてきた。
いつもなら諦めるが今日はバリ最終日。
なんとかしてあのセットを乗りたい。
半分意地になりながらパドルを続ける。
そして目の前に最高の波
数十メートル先で盛り上がる海面。
かなりデカイ。
周りにサーファーはいない。
おそらく自分はベストポジション。
少し右奥に戻るようにパドルを開始。
パドルしながら振り向き波をチェック。
いける!!!
せり上がるフェイスに板を合わしながら全開パドル。
板が走り出す!!!!!
そして!!
パーリングwww
ていうかふざけんなよマジで!
あれ乗れなきゃどれ乗るんだよwww
下手すぎるやろ。
どピークで食らったので恐ろしく深くまで巻かれる。
完全に上下の感覚がなくなる。
なんな時はリーシュを手繰り寄せる。
水圧でリーシュを掴むのも一苦労。
触れたリーシュはこんなにも伸びるのか?というぐらい細くなってる。
蜘蛛の糸を昇るように水面を目指す。
なんとか海水を飲まずに浮き上がれた。
でもすぐに次のセットのスープが押し寄せる。
食らう。
巻かれる。
浮き上がる。
次のセットのスープが押し寄せる
食らう。
巻かれる。
浮き上がる。
3発目で心が折れる。
だめかぁ。
この波には全然通用しないなぁ。自分のサーフィン。
インサイドよりの波待ちに変更。
ここもカレントがあるので結局は軽くパドルは必須。
すぐに腕が回らくなり数本小さめをのって上がる。
ボッコボコにやられたなしかし。
悔しいし情けないけど仕方ない。
また今度リベンジしよう。
最後のカレー
乗れないなりに頑張った。
このトリップで一番美味しかったバリニーズカレーを食べよう。
やっぱりウマい。
インゲンのシャキシャキ感がたまらん。
ん?
なんか足がゾワッとした。
あら可愛いワンちゃん。
いや裾噛むのはやめて。
はぁ〜おわったなぁ。
ホテルに帰って帰り支度をしよう。
クタのホテルに向かう
もうフィンも外して帰国モードのパッキング。
荷物は少ないのですぐ終わる。
バイクに積み込んで空港近くのホテルに向かう。
広い幹線道路。走りやすい。
天気は怪しいがギリギリ雨には降られず。
クタにつく頃にはピーカン。
メッチャ暑い。
14:30ホテル到着。
ちょっとゆっくりしよう。
お土産買い出し Hardy’s閉店
さて、少し休んだしお土産を買いに行こう。
いつもはHardy’sで買っている。
Hardy’s Shopping Center (Kuta) – 2018 All You Need to Know Before You Go (with Photos) – TripAdvisor
でもGoogleMapで調べても出てこない。
あれ??
TripAdvisorの口コミに「潰れた」との情報が。
マジか。
安くてよかったのに。
サヌール店はやってるみたいだけどね。
仕方ないのでハイパーマート (モル バリ ギャラリア内)行く。
ローカルの謎お菓子やバリコーヒーを買い込む。
今までで一番お土産買ったな。自家用なんだけどさ。
バイク返却。
ほぼ19:00ぴったりにホテルに戻る。
バイクの回収にプトゥさんとゆきさんをちょっとおまたせしてしまった。
バリ レンタルバイクは日本人時間で運営してるのでかなりキッチリしてます。
balirentalbike.com
奥さんとは1年ぶりですが元気にやっているようで嬉しい。
ビジネスの話も織り交ぜながらとても楽しく談笑。
1時間ぐらい話し込んでいたんじゃないだろうか。
まぁなんとゆうか、人生楽しそうだw
羨ましい限り。
再訪を約束しお見送りする。
イミグレーションで賄賂要求
飛行機は0:40。
22:30ごろにホテルをチェックアウトする。
1泊料金は取られるが1,200円程度なので楽さを優先。
ホテルから空港は徒歩5分。
お土産を買いまくったせいで荷物が重い。
まとめ買いバリコーヒーだけでも2Kgもある。
そのままだとイマイチなんだけどレギュラーコーヒーと混ぜてドリップすると結構美味しい。
重い荷物をもってイミグレ(出国審査)に向かう。
すでに汗かいてきた。
ラウンジに行ってシャワーを浴びよう。
お!イミグレの場所が変わってる。
バリの空港はしょっちゅう変わるな。
ブログネタにしようと写真を撮る。
これがいけなかった。
自分の出国審査が始まってすぐスマホを出せと言われる。
ん?どういうこと?
意味がわからずスマホを出すとスマホの操作を始める。
ああ、写真が見たいのか。あ、そういえばイミグレは撮影禁止だった。
担当管が「写真は撮っちゃだめ。スマホ没収です」とヒロユキの煽り顔みたいな表情でいう。
そう正しくこの顔。
blogos.com
ていうかマジか?いや結構困るんだけど?
「でも大丈夫。私はあなたを助けることが出来るよ」
「ペナルティを払えば特別に返すよ」
やさしい煽り顔で提案される。
ムカつく。
ああ。。なるほど。
やってもうた。
賄賂の要求だわ。
悪名高いバリのイミグレ
バリのイミグレーションは賄賂を要求することで有名。
全く落ち度がなくても難癖つけて金をせびるらしい。
すっかり忘れてた。
悪いことをしてないなら強く出れるんだけど今回は自分にも落ち度がある。
なかなか強く出づらい。
いいカモである。
要求されたのは150,000ルピア(約12,000円)
スゴくいい煽り顔で要求してくる。
たっけぇな!!そんなに現金持ってねぇし。
財布の中は約200,000ルピア(約1600円)
それじゃ足らないよと鼻で笑われる。
米ドル(100ドル)でもいいぞ。シンガポールドルでもOKと言ってくる。
日本円はダメなのかよ。
ATMがあるからクレカで下ろしてこいという。
パスポートと搭乗券も没収されてるから身動きが取れない。
Webで情報も仕入れられない。
これがキツイ。
さてどうしようか。
ATMに向かいながら考える。
3パターン考える
1.素直に満額払う
クレカでルピアを下ろせば払うことは可能。
でも明らかに正規の請求じゃない。
ダタのカツアゲ。
払いたくない。
2.払わない
実際これをするとどうなるんだろうか。
撮影禁止:これはホント。
150万ルピアの罰金:これは絶対ウソ。
スマホ没収:これはグレー。ホントかもしれないし、ただの脅しかもしれない。転売用に没収する気かもしれない。
たぶん転売までは面倒だからやらないと思うけどなぁ。
どこまでやる気なのかがわからないのでゴネづらい。
搭乗時間まで30分を切っているので本気でトラブルと帰れなくなる可能性もある。
3.値切る
正規の罰金じゃないなら値切ることも可能だろう。
このパターンでやってみよう。
でも値切るんじゃなくて「ほんとに払えない感じ」でやってみよう。
国際キャッシング枠0円のカード
今回のトリップには3枚のカードを持っていってる。
1.Visaデビットカード。
ATMで現金を下ろす用のメインカード
2.Masterカード
普通のクレカ。国際キャッシングも出来る。
3.Visaカード
普通のクレカ。国際キャッシング枠は0円に設定してる。
3.のカードでATMを使えばトランザクションエラーになる。
これをつかって「下ろしたいんだけど下ろせないんだ!」的な感じにやってみよう。
イミグレーションに戻る
さっきの担当官にクレカが使えないと必死に伝える。
全然信用してないw
嘘つけない性格なので多分俺も目が泳いでるはず。
「いいから一緒に来てくれ!ATMを操作してくれ!」と我ながら下手な演技でお願いする。
実はこの時点で「職場放棄になるので解放されるかも?」と思ってた。
全然ダメ。
めっちゃ並んでるのにブースを閉めて一緒にATMに向かう。
まぁイミグレ全体でやってるから平気なんだろうな。
こりゃ空港の事務局に泣きついても無視される感じだな。
予定通りATMでお金を下ろせず
一緒にATMを確認してもらう。
正しい操作をしているにもかかわらずエラーになる。
そりゃそうだ。
「払いたいんだけど払えないんだよ!どうしたらいい!?」と必死に訴える。
これ「暗証番号は6桁?4桁?」と聞かれる。
「4桁」
「このATMは6桁用だ(そんなわけない) 財布にはいくらある?」
「これしかない(約200,000ルピア)」
「今回は特別にこれでOK。次からはないから気をつけてね」とやさしく諭される。
とりあえずめっちゃお礼を言っておく。
無事にスマホ、パスポート、搭乗券を返却される。
ちゃんとスタンプも押されている。
まぁ被害ゼロとはいかなかったけどこっちにも落ち度もあったし、スマホも戻ったし良しとしよう。
みんなは写真を取らないようにしようね。
面倒くさいから。
無駄に変な汗をかいた。
搭乗まで20分しかないけどシャワーを浴び帰国用の服に着替えよう。
ラウンジでシャワー&搭乗
プライオリティパスで使用できるラウンジへ。
タオルを借りてシャワーをササッと浴びる。
搭乗まであと10分。
ラウンジでゆっくりブログを書くつもりだったのに何も出来なかった。
搭乗開始予定の5分前にゲートにつくも、すでに搭乗中。
最後はドタバタになってしまった。
到着は朝の8:30。お昼ごろには家に着いてるだろう。
こんな感じで3週間のバリトリップは終了。
まとめ
大きな怪我やトラブルもなく楽しく過ごせた。
何よりブログを書きながらの一人サーフトリップは時間的にちょうどいい。
ブログネタのためにいろいろトライしていようという気にもなる。
おかげでトラブルも起こるけどw
まぁいい経験だとしよう。
今回は3週間あったので結構満足できたな。
次もこれぐらいの時間がとれるように仕事も頑張ろう。
最後に
出発から最終日まで読んでくれた方もいるかな?
本当にありがとございます。
自分は40歳を過ぎてから初めての海外サーフトリップ、海外一人旅でした。
なんなら国内も一人では旅行したことなかったかも。
今思うと、もっと早く行っておくんだったと心底思います。
行くまでは「海外一人サーフトリップ」なんて限られた一部のサーファーのものだと思ってました。
でも行ってみると凄くカジュアルに、気軽にサーフトリップを楽しんでる人がたくさんいます。
ウマいもヘタも関係ないです。
英語も適当で大丈夫です!
だってこっちは観光客なんだから。
というかそれぐらいの図々しいマインドで行けば大丈夫。
最悪お金を払えばなんとかなります(笑)
人生で一番若いのは「今」です。
若いうちにとっとと行きましょう!
お手伝いしますよ!
>>>バリ島一人サーフトリップはサーフガイド不要の「マデウィ サポートプラン」がおすすめ
ぼっちさん、はじめまして!
ぼっちさんのバリトリップの前半に私も同じくバリトリップしてました!
バリアンとマデウィ良さげですね。次回バリに行く機会があればそこまで足伸ばしてみたいと思いました!今後の更新も楽しみにしております♪
oyajisurfさん
ブログ拝見しました!クタ周辺がメインだったのですね〜。バリアン、マデウィはとてもメローできっといい感じだと思います。ぜひ行ってくださいね。わたしも更新楽しみにしています!